PS5コントローラーのボタンが反応しない・二重入力される原因は?自分でできる確認と修理の目安
- 8月23日
- 読了時間: 11分
PS5のDualSenseコントローラーを使っていると、
「○ボタンを押しても反応しない」
「一度しか押していないのに二回入力される」
「R2ボタンが押しっぱなしになる」
「強く押さないと反応しない」
といった症状が発生することがあります。
結論からお伝えすると、ボタンの不具合には、一時的な接続やソフトウェアの問題だけでなく、内部の接点や部品の劣化が関係しているケースもあります。
まずはコントローラーのリセットや別のゲームでの確認を行い、それでも同じ症状が続く場合は、内部の点検や修理が必要な可能性があります。
今回は、PS5コントローラーのボタンが反応しない原因、自分で安全に確認できること、修理を検討する目安について、コントローラー修理を行っている「ぴたぴて工房」が分かりやすく解説します。
PS5コントローラーで起こる主なボタンの不具合
DualSenseには、○・×・□・△ボタンだけでなく、方向キー、L1・R1、L2・R2、OPTIONSボタン、クリエイトボタン、PSボタンなど、さまざまなボタンが搭載されています。
ボタンの不具合といっても、症状は一つではありません。
ボタンを押してもまったく反応しない
ボタンを押してもゲーム内で操作が反映されない症状です。
一つのボタンだけが反応しない場合は、そのボタン周辺の接点や内部部品に問題がある可能性があります。
複数のボタンがまとめて反応しない場合は、接点シートや基板側の問題、コントローラーの接続状態なども考えられます。
強く押したときだけ反応する
軽く押しても反応せず、強く押し込んだときだけ反応する場合は、ボタンの下にある接点部分の付着物や摩耗、シリコン部品の劣化などが疑われます。
症状が進むと、何度押しても反応しなくなることがあります。
一度押しただけなのに二回入力される
一度しか押していないのに、ゲーム内では二回押したように反応する症状です。
メニュー画面で項目を一つ飛ばしてしまったり、ゲーム中に意図しない連続操作が発生したりします。
ゲームのラグと勘違いしやすい症状ですが、複数のゲームやPS5のホーム画面でも同様の現象が起きる場合は、コントローラー側の不具合が考えられます。
押していないのに勝手に入力される
ボタンから指を離しているのに、入力された状態が続くこともあります。
特にL2・R2ボタンでは、ゲーム内で照準を構えたままになったり、アクセルやブレーキが勝手に入力されたりする症状として現れることがあります。
ボタンが戻りにくい・押した感触がおかしい
ボタンを押したあとに戻りが遅い、引っかかる、以前より感触が柔らかいといった症状も、内部部品の劣化や付着物が原因になっていることがあります。
入力自体はできていても、操作感に違和感がある場合は不具合の初期段階かもしれません。
PS5コントローラーのボタンが反応しない主な原因
一時的な接続やソフトウェアの問題
コントローラーとPS5本体との通信が一時的に不安定になり、ボタン入力が正しく反映されないことがあります。
また、コントローラーのファームウェアやPS5本体のシステムソフトウェアが古い場合も、動作が不安定になる可能性があります。
PlayStation公式サイトでも、DualSenseを最新のファームウェアで使用するよう案内されています。DualSense公式情報
ただし、一つのボタンだけが毎回反応しない場合は、通信よりも内部部品の問題である可能性が高くなります。
ゲーム内のボタン設定
特定のゲームでだけボタンが反応しない場合は、ゲーム内のボタン配置や操作設定が変更されている可能性があります。
ゲームによっては、操作方法やボタン割り当てを細かく変更できます。
まずは別のゲームやPS5のホーム画面でも同じ症状が起きるかを確認しましょう。
ほかの画面では正常に操作できる場合、コントローラー本体ではなく、ゲーム側の設定が原因かもしれません。
ボタン周辺に付着物が入り込んでいる
長期間使用したコントローラーの内部には、手の皮脂、細かなホコリ、髪の毛などが少しずつ入り込むことがあります。
ボタンの隙間から入った付着物が接点周辺にたまると、ボタンを押しても入力されにくくなったり、押したボタンが戻りにくくなったりします。
外側から見ただけではきれいに見えるコントローラーでも、内部に付着物がたまっているケースは珍しくありません。
接点やシリコン部品の摩耗
○・×・□・△ボタンや方向キーの下には、押した力を内部へ伝える部品や接点があります。
同じボタンを繰り返し使用していると、これらの部品が徐々に摩耗し、反応が悪くなることがあります。
決定ボタンやジャンプ、リロードなど、ゲーム内で頻繁に使う操作を割り当てているボタンは、ほかのボタンより使用回数が多くなりがちです。
外側のボタン自体に割れがなくても、内部側だけが劣化している場合があります。
落下や強い衝撃
コントローラーを床に落としたあとから症状が出た場合は、内部部品のズレや破損、接続部分の不具合などが考えられます。
落下直後は正常に見えても、少しずつ症状が現れることもあります。
「落としたことはあるけれど、その日は使えたから関係ない」とは限りません。
水分や飲み物の侵入
飲み物をこぼした、水分の付いた手で操作したといった場合、内部の接点や基板に影響が出ることがあります。
糖分を含んだ飲み物は、乾いたあとも成分が残り、ボタンの戻りを悪くしたり、接点不良を起こしたりすることがあります。
水分が入った可能性がある場合は、動作確認のために何度も電源を入れず、早めに使用を中止したほうが安全です。
修理を依頼する前に自分で確認できること
1.別のゲームとPS5のホーム画面で確認する
最初に、特定のゲームだけで起きているのか、コントローラー全体で起きているのかを切り分けます。
別のゲームやPS5のホーム画面でも同じボタンが反応しなければ、コントローラー側の不具合である可能性が高くなります。
症状をスマートフォンで撮影しておくと、修理を依頼するときの説明にも役立ちます。
2.PS5本体とコントローラーを再起動する
一時的な動作不良であれば、PS5本体の再起動で改善する場合があります。
レストモードへの移行だけではなく、一度PS5の電源を完全に切り、少し待ってから起動してみてください。
3.コントローラーをリセットする
PlayStation公式の案内では、DualSenseに問題が発生した場合、背面にあるリセットボタンを5秒以上押す方法が紹介されています。
手順は次のとおりです。
PS5本体の電源を切る
コントローラーからUSBケーブルを外す
コントローラー背面のSonyロゴ付近にある小さな穴を確認する
ピンなど先の細いもので、穴の中のボタンを5秒以上押す
USBケーブルでPS5本体と接続する
PSボタンを押して再接続する
詳しい位置や手順は、PlayStation公式のDualSenseトラブルシューティングでも確認できます。
リセット後も一つのボタンだけが反応しない場合は、内部の物理的な不具合が疑われます。
4.ボタンの感触を左右やほかのボタンと比べる
L1とR1、L2とR2、方向キーの上下左右など、形が近いボタン同士で感触を比べてみましょう。
片方だけ音が違う、戻りが遅い、押し込みが極端に軽い場合は、内部部品に問題がある可能性があります。
ただし、強く連打したり、無理に引っ張ったりすると症状が悪化することがあるため注意してください。
やらないほうがよい対処方法
ボタンの隙間へ接点復活剤を吹き込む
ボタンが反応しないとき、外側から接点復活剤や潤滑剤を吹き込みたくなるかもしれません。
しかし、外側から吹き込んでも不具合箇所へ適切に届くとは限りません。液剤が内部の別の場所へ広がり、新たな不具合や付着物の原因になる可能性もあります。
接点復活剤は、吹きかければどのような故障でも直るものではありません。
ボタンを強く連打する
一時的に反応することがあっても、根本的な改善にはなりません。
内部部品が摩耗・破損している場合、強く押すことで状態を悪化させる可能性があります。
修理経験がない状態で分解する
DualSenseの内部には、細いケーブルや小さな部品が使われています。
ボタンの修理だけをするつもりが、分解中に別のケーブルや部品を傷めてしまうケースもあります。
また、L2・R2にはアダプティブトリガーの機構があり、ゲームに合わせて抵抗感が変化します。対応ゲームや接続方法などの条件はありますが、DualSenseの特徴的な機能の一つです。DualSense製品情報
分解に不安がある場合は、無理をせず修理へ出すことをおすすめします。
修理を検討したほうがよい症状
次のような場合は、リセットや設定変更だけでは改善しにくく、内部の点検が必要な可能性があります。
複数のゲームで同じボタンが反応しない
強く押さないと入力されない
一度の操作が二回以上入力される
押していないのに入力状態が続く
ボタンが引っかかって戻りにくい
落下や衝撃のあとから症状が出た
飲み物や水分が入った可能性がある
リセットしても症状が変わらない
日によって直ったり再発したりする
症状が軽いうちに点検したほうが、ほかの部品への影響を抑えられる場合もあります。
「たまにしか発生しないから大丈夫」と使い続けていると、ゲーム中の重要な場面で反応しなくなるかもしれません。
ぴたぴて工房での確認と修理について
ぴたぴて工房では、コントローラーが到着したあと、まずお伺いした症状と実際の入力状態を確認します。
そのうえで必要に応じて分解し、ボタン周辺の接点、内部部品、付着物、破損の有無などを確認します。
ボタンが反応しない原因は、外側から見ただけでは判断できないことがあります。
同じ「○ボタンが反応しない」という症状でも、清掃で改善する場合と、内部部品の交換が必要な場合では、作業内容が異なります。そのため、ボタン関連の修理料金については、症状や故障箇所を確認したうえでご案内します。
修理後は、ボタンが一度ずつ正しく入力されるか、押していない状態で入力が残っていないか、ほかの操作に問題がないかを確認してから返送します。
広島市にある工房ですが、全国から郵送で修理を受け付けています。
なお、充電用Type-C端子の修理には対応しておりません。ボタン不良とあわせて充電端子にも問題がある場合は、事前にお知らせください。
修理と買い替えはどちらがよい?
一つのボタンだけに不具合があり、そのほかの機能や外装に大きな問題がなければ、コントローラーを買い替えるより修理したほうが費用を抑えられる可能性があります。
一方で、複数箇所が故障している、基板への大きな損傷がある、外装やバッテリーも著しく劣化しているといった場合は、買い替えを含めて検討したほうがよいこともあります。
ぴたぴて工房では、必ず修理をおすすめするのではなく、状態を確認しながらご案内します。
お気に入りのカラーや、使い慣れたコントローラーを引き続き使いたい方も、まずは症状をご相談ください。
PS5コントローラーのボタン不良に関するよくある質問
Q.一つのゲームでだけボタンが反応しません
特定のゲームでだけ発生する場合は、ゲーム内のボタン配置や操作設定をご確認ください。
別のゲームやPS5のホーム画面で正常に操作できるのであれば、コントローラー本体ではなく、ゲーム側の設定が原因である可能性があります。
Q.一度押したボタンが二回入力されます
複数のゲームやホーム画面でも二重入力が起きる場合は、接点や内部部品の不具合が考えられます。
症状が分かる動画を撮影しておくと、修理時の確認がスムーズです。
Q.R2ボタンが押しっぱなしになります
リセットや別のゲームでの確認を行っても改善しない場合、R2内部の機構や入力を検出する部分に問題がある可能性があります。
FPSでは照準、レースゲームではアクセルなど、ゲームによって現れ方が異なります。修理を依頼する際は、どのゲームでどのような操作になるかをお知らせください。
Q.自分で接点復活剤を使ってもよいですか?
外側からボタンの隙間へ吹き込む方法はおすすめしていません。
適切な場所へ届かないだけでなく、液剤が内部へ広がり、別の問題を起こす可能性があります。
Q.郵送でも修理できますか?
はい。ぴたぴて工房は広島市にありますが、全国から郵送でPS5コントローラーの修理を受け付けています。
お問い合わせ後、コントローラーの発送方法をご案内します。
Q.症状が時々しか出なくても依頼できますか?
ご相談いただけます。
症状が出ている場面を動画に撮影していただくと、到着時に症状が現れない場合でも確認の参考になります。
まとめ|リセットしても改善しないボタン不良は早めの点検を
PS5コントローラーのボタンが反応しない原因には、ゲーム内の設定や一時的な接続不良のほか、内部の接点、シリコン部品、付着物、落下による破損などがあります。
まずは別のゲームでの確認、PS5本体の再起動、コントローラーのリセットを試してみてください。
それでも、
ボタンが反応しない
強く押さないと入力されない
二重入力される
R2やL2が勝手に反応する
といった症状が続く場合は、内部の点検や修理が必要な可能性があります。
ぴたぴて工房では、広島県内だけでなく、全国から郵送でPS5コントローラーの修理を受け付けています。
症状がうまく説明できない場合は、「○ボタンが時々反応しない」「R2が押しっぱなしになる」といった簡単な内容で構いません。現在の状態を確認し、修理可能かどうかをご案内いたします。

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