PS5コントローラーのドリフトはなぜ起こる?修理して分かった「よくある原因5つ」
- 8月8日
- 読了時間: 5分
こんにちは、ぴたぴて工房です。
PS5のDualSenseコントローラーで特に多いトラブルのひとつが、「スティックを触っていないのに勝手に動く」ドリフト現象です。
「キャラクターが勝手に歩く」
「視点が少しずつ動いてしまう」
「FPSで照準が勝手にズレる」
このような症状が出ると、
「もうコントローラーを買い替えるしかないのかな?」
と思われる方も多いのではないでしょうか。
しかし、ドリフトが発生する原因はひとつではありません。
今回は、実際にPS5コントローラーの修理を行っているぴたぴて工房が、ドリフトが起こる代表的な原因をご紹介します。
① スティック内部の摩耗
まず代表的なのが、アナログスティック内部の部品の摩耗です。
純正DualSenseに使われている一般的なスティックは、内部の接点を使ってスティックの位置を読み取っています。
ゲームをプレイするたびにスティックは何度も動かされるため、長期間使用していると少しずつ内部が摩耗していきます。
その結果、スティックを中央に戻しているにもかかわらず、
「中央に戻っていない」
とコントローラー側が誤認識し、ドリフトにつながることがあります。
特にFPSやアクションゲームなど、スティック操作の多いゲームを長時間プレイする方は注意が必要です。
② ホコリや細かなゴミ
意外と多いのが、コントローラー内部に入り込んだホコリやゴミです。
コントローラーは密閉されているように見えますが、スティックの根元などから少しずつホコリが入り込むことがあります。
実際に修理のためコントローラーを分解すると、
「こんなにホコリが入っているの?」
と思うほど汚れていることもあります。
こうした異物がスティック内部のセンサーや接点に影響し、正常な入力を妨げる場合があります。
③ エイムリングなどの削れカス
以前の記事でもご紹介しましたが、エイムリングを使用している場合も注意が必要です。
スティックに装着したエイムリングは、操作するたびに少しずつ擦れていきます。
すると、削れた細かな粉がスティックの隙間からコントローラー内部へ入り込むことがあります。
私自身もエイムリングを使用していますので、エイムリング自体が悪いということではありません。
ただし、長期間使用する場合は、
スティック周辺を定期的に掃除する
ことをおすすめします。
④ 汗・皮脂などによる汚れ
ゲーム中、コントローラーは長時間手で握っています。
そのため、どうしても汗や皮脂などの汚れが付着します。
表面だけなら拭き取ることができますが、少しずつ内部へ入り込んでしまう場合もあります。
特にスティック周辺は常に動く部分なので、汚れが入り込みやすい場所のひとつです。
コントローラーを長持ちさせるためにも、ゲームをしたあとに軽く拭くなど、日頃のお手入れも大切です。
⑤ スティックそのものの故障
清掃しても改善しない場合は、スティック部品そのものが故障・摩耗している可能性があります。
この場合は、清掃だけでは改善せず、スティックやセンサーの交換が必要になることがあります。
最近では従来型のスティックだけではなく、
ホールエフェクトセンサー
TMRセンサー
といった、磁気を利用して位置を検出するタイプのスティックも登場しています。
ぴたぴて工房でも、通常の修理だけでなくTMRセンサーへの交換に対応しています。
「せっかく修理するなら、今後できるだけドリフトを気にせず使いたい」
という方には、TMRセンサーへの交換も選択肢のひとつです。
接点復活剤を大量に使うのはおすすめしません
ドリフトについて調べると、
「接点復活剤を吹けば直る」
という情報を見かけることがあります。
確かに一時的に症状が変化するケースはありますが、原因によっては根本的な解決になりません。
また、必要以上に吹き付けると内部がベタつき、ホコリや汚れが付着しやすくなる場合もあります。
症状が軽いうちは、まずコントローラーのリセットやスティック周辺の清掃など、分解を伴わない方法から試してみるのがおすすめです。
それでも改善しない場合は、内部の摩耗や故障を疑った方がよいでしょう。
「買い替える前に修理」という選択肢もあります
ドリフトが発生すると、
「新しいコントローラーを買おうかな……」
と考える方も多いと思います。
ですが、スティック部分の修理だけで再び使用できるコントローラーもたくさんあります。
特に、
勝手にキャラクターが動く
視点が勝手に動く
スティックを倒しても反応がおかしい
中央に戻しても入力が残る
デッドゾーンを大きくしないと使えない
このような症状がある場合は、スティックの修理で改善できる可能性があります。
「お気に入りのコントローラーだから、できれば買い替えたくない」
そんなときは、修理という方法も思い出していただければと思います。
ぴたぴて工房では、PS5 DualSenseコントローラーの修理を全国から受け付けています。
症状について分からないことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
壊れたら買い替える。その前に「直して使う」という選択肢を。
これからもぴたぴて工房では、実際の修理を通して分かったことや、コントローラーを長く使うための情報を発信していきます。

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