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PS5コントローラーの「TMRセンサー」とは?ドリフト対策として注目される理由を修理店が解説

  • 8月9日
  • 読了時間: 5分

こんにちは、ぴたぴて工房です。

PS5のDualSenseコントローラーで多いトラブルのひとつが、スティックを触っていないのに勝手にキャラクターや視点が動いてしまう**「ドリフト現象」**です。

最近、このドリフト対策として注目されているのが**「TMRセンサー」**です。

「TMRって何?」


「普通のスティックと何が違うの?」


「ホールエフェクトセンサーとは違う?」


「TMRに交換すればドリフトしなくなる?」

今回はPS5コントローラーの修理を行っているぴたぴて工房が、TMRセンサーの仕組みや特徴、メリットについて分かりやすく解説します。


PS5コントローラーで起こる「ドリフト現象」とは?

ドリフト現象とは、スティックを操作していないにもかかわらず、

・キャラクターが勝手に歩く


・視点が少しずつ動く


・メニューのカーソルが勝手に移動する

といった症状が発生する現象です。

FPSやTPSなど、細かなスティック操作が重要なゲームでは、わずかなドリフトでもプレイに大きな影響を与えることがあります。


純正スティックは接触式

一般的なDualSenseのアナログスティックには、スティックの位置を検出するためのポテンショメーターが使われています。

内部の部品が接触しながらスティックの位置を読み取る仕組みのため、長期間使用していると摩耗や汚れなどによって正常な値を読み取れなくなることがあります。

これがドリフト現象を引き起こす原因のひとつです。

もちろん、ドリフトの原因はこれだけではありません。

内部へのホコリや異物の侵入、部品の劣化、スティック機構そのものの不具合など、さまざまな原因が考えられます。


そこで登場するのが「TMRセンサー」

TMRとは、

Tunneling Magnetoresistance(トンネル磁気抵抗)

の略です。

名前だけ聞くとかなり難しそうですが、ポイントはシンプル。

磁気を利用してスティックの位置を検出する技術です。

従来のポテンショメーターのように、位置検出のための接点を擦りながら動かす方式とは異なります。

そのため、接触部分の摩耗によって発生するドリフトへの対策として注目されています。


TMRセンサーのメリットは?

① 接触による摩耗を抑えられる

TMRセンサーの大きな特徴です。

磁気を利用して位置を検出するため、従来のポテンショメーターで起こるような位置検出部分の接触摩耗を避けることができます。

長くコントローラーを使用したい方にとって、大きなメリットになると考えられます。

② 高精度な位置検出が期待できる

TMRは磁気の変化を高感度に検出できる技術です。

アナログスティックでは細かな入力を検出する必要があるため、TMRセンサーとの相性が良く、近年ゲーミングコントローラーでも注目されるようになっています。

③ ドリフト対策として期待できる

TMRセンサーに交換する最大の目的は、やはりこれではないでしょうか。

従来のポテンショメーターで発生する接点摩耗によるドリフトのリスクを抑えられることが大きな特徴です。


「ホールエフェクトセンサー」と何が違う?

磁気式スティックとしては、TMRよりも「ホールエフェクトセンサー」という名前を聞いたことがある方も多いと思います。

実は、どちらも磁気を利用してスティックの位置を検出するという点では共通しています。

ただし、磁気を検出する仕組みが異なります。

純正ポテンショメーター

接触式で位置を検出

ホールエフェクトセンサー

ホール効果を利用して磁気を検出

TMRセンサー

トンネル磁気抵抗効果を利用して磁気を検出

つまり、

「磁気式スティック=すべて同じ」ではありません。

TMRは磁気センサーの中でも高感度な検出が可能な技術として注目されています。


TMRなら絶対にドリフトしない?

ここは非常に重要です。

TMRセンサーはドリフト対策として魅力的ですが、

「TMRに交換すれば絶対に二度とドリフトしない」

とは言い切れません。

アナログスティックにはセンサー以外にも、スティックを中央へ戻すための機構やバネなど、さまざまな部品が使われています。

長期間使用すれば、それらの機械的な部分が劣化する可能性もあります。

そのため、ぴたぴて工房ではTMRセンサーを「永久に壊れない部品」としてではなく、従来方式の弱点のひとつである接触摩耗を抑えることが期待できる選択肢として考えています。


どんな人にTMRセンサーがおすすめ?

特におすすめしたいのは、

・これまで何度もドリフトを経験している


・お気に入りのDualSenseを長く使いたい


・FPSやTPSをよくプレイする


・スティックの操作感を重視している


・せっかく修理するならTMRにしてみたい

という方です。

通常のスティック交換という選択肢もありますので、使い方やご希望に合わせて選ぶことが大切です。


ぴたぴて工房ではTMRセンサーへの交換にも対応しています

ぴたぴて工房では、PS5 DualSenseコントローラーのドリフト修理だけでなく、TMRセンサーへの交換にも対応しています。

「勝手にキャラクターが動く」


「視点が流れてしまう」


「デッドゾーンを大きくしないと使えない」


「何度もドリフトするのでTMRに交換してみたい」

このような症状・ご要望がありましたら、お気軽にご相談ください。

コントローラーの状態を確認しながら、適切な修理方法をご案内いたします。


まとめ

TMRセンサーは、磁気を利用してスティックの位置を検出する技術です。

従来のポテンショメーターとは異なり、位置検出部分の接触摩耗を避けられることから、PS5コントローラーのドリフト対策として注目されています。

ただし、「TMRなら永久にドリフトしない」というものではありません。

それぞれの特徴を理解したうえで、自分の使い方に合った修理方法を選ぶことが大切です。

PS5コントローラーのドリフトでお困りの方、TMRセンサーへの交換をご検討中の方は、ぴたぴて工房までお気軽にお問い合わせください。

 
 
 

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